イノベーションスナックみらぼをご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。この“みらぼ”を作ることにおいて、私が込めた想いをご紹介させていただきます。宜しければご一読いただき、より“みらぼ”を好きになっていただけましたら幸いです。
満たされなかった想い、新キャリアへの決意
私は不動産業界に約20年在籍しております。不動産に関する「売買」、「賃貸」、「管理」、「テナント」、「分譲」など、様々なことを経験させていただいております。この20年の中で、お客様の一生に一度の買い物のお手伝いから、お客様の新しい事業を始める拠点のお手伝いなど、長年にわたりお客様の起点となる様々なサポートをしてまいりました。ありきたりですが、お客様の笑顔や感謝のお言葉を頂き、やりがいを感じて仕事をしておりました。しかし、会社組織の中では、どこか心の中で満たされない想いも抱えていました。
そんな中、会社方針で「新規事業を推進する部署」を設立し、その新規事業を推進する担当になることを打診されました。私は新しいことに興味を持ち、挑戦することが好きな性格でしたので、新規一転、思い切ってこの内示を受け、新規事業を推進する担当として、一人だけの部署としてスタートしました。この時、私は30歳でした。
暗中模索の中、見つけた兆し、孤独感との葛藤
新しい期が始まり、新規事業をする大きな目標を持ったものの、会社から渡された唯一のものは、「新規事業推進」の文字が入った名刺のみでした。何をどうしたらいいかわからなかったのですが、上司というものはいました。しかし、上司からは具体的な指示はなく、社内の同僚も含めて、目の前の仕事に追われていたのか、社内の文化なのかはわかりませんが、とにかく“無関心”で、非常に孤独だったことを覚えています。こんな状況でも、私は気持ちを切り替えて、”無関心なら何をやってもいいかな“とマインドセットをして、私個人が興味のあるもの・やってみたいことを片っ端から箇条書きにして、もっとも実現可能な項目に取り組むことを決意しました。それが、“空きテナントをレンタルオフィスに転用”することでした。
当時、辻堂駅北口の再開発された湘南C-Xにはいくつかのオフィスビルがありましたが、入居している企業は大手企業ばかりで、地元の企業が入居していないことに疑問を感じていました。湘南C-Xのビルは新築かつ再開発されたビルであり、賃貸面積の広さや高い賃料を支払うことが可能なのは大手企業だけでした。この背景から、地元企業が入居する仕組みを作ることができないか考えました。それが、賃料10万円前後で入居可能なレンタル・シェアオフィスでした。藤沢市では初のレンタル・シェアオフィスだったと記憶しています。この企画が当たり、空室だった新築ビルのテナントも順調に入居が決まり、企画としては成功したと確信できることでした。しかし、社内の孤独感は変わらないままでした。
人生の転機、仲間の集い
そんな時に、私に転機が訪れました。会社の代表が変わったのです。私のやってきたことや考えていることに興味と関心を持ってくれたのが、新代表でした。新代表が私を引き上げてくれ、気づけば会社でも中心的な人物になっていました。私の想いや発想、企画や発信に多くの人が興味を持ち始め、そこから私の人生が変わったのです。
人はきっかけがあれば変われると思います。しかし、そのきっかけは自発的な内部要因だけで変わるのでしょうか?もちろん内部要因も重要ですが、それだけではないと私は考えます。きっかけは自発的なことだけでなく、外部要因も必要なことです。それが“人”です。
私を代表が引き上げてくれてからは、私の想いに仲間が集まってきました(この時にみらぼママの数名とお会いして、仲間になりました)。何かをするには一人だけでは限界があります。人の力、仲間の力があると何倍にもなります。その事を皆に知ってもらいたかったし、それを伝えることや、輝くきっかけ作りをしていくことが使命だと思いました。
発起人が掲げるミッション
目立たないけれど、コトを起こしたい人。やりたいことが決まっているけれど、どうしたらいいか迷っている人。そんな人の力になれる場所を作りたい想いで、このイノベーションスナックみらぼを作りました。
“イノベーションスナックみらぼ”が目指すことは、
イノベーションスナックみらぼが掲げるMVV
この想いを大事にして、イノベーションスナックみらぼに関わってくれる人たちと一緒に、皆様と人生を豊かにしていきたいと思います。これからもイノベーションスナックみらぼを一緒に盛り上げていただけましたら幸いです。